永平寺 門前整備 概要発表!!
永平寺 禅の魅力を発信へ
藤田観光HPより
福井県を代表する観光地の1つ永平寺ですが旧参道を再整備する計画の概要が発表されました。
いつもお世話になっています福井新聞に記事が掲載されていました。
記事によりますと、今、海外でも関心の高い「禅」の文化を快適に体感できる施設環境を整えるため、旧参道沿いに宿泊施設やレストランを設けるというものです。
施設の概要ですが、木造平屋建てのエントランス棟と鉄筋3階建ての客室18部屋・レストラン棟からなり、木造部分には永平寺杉を使用します。
エントランス棟に最大72人が座禅体験できるスペースを設けます。
客室は30平方メートル以上のゆとりを持たせ、ベッド、畳、トイレ、シャワーブースを完備した和洋室にし、大浴場も設けます。
ホテルの運営は藤田観光が担当します。宿泊プランとして永平寺の料理責任者監修の本格的な精進料理と座禅体験などをセットにし、1泊2食付きで1万6千円から楽しめるようです。外国人向けのスタッフも常駐させるようです。
現地に飛んで行きました。既に工事が始まっていました。
旧参道と永平寺川の位置です。この道路の先に永平寺があります。
現在は護岸の工事や電線を地中に埋める工事をしているみたいでした。
このあたりに宿泊施設が出来るのでしょうか?
石垣も整備されていました。恐竜化石もでてきたりして・・・
上流からの様子です。道路も石畳になるそうで風情がましますね。
完成予想図が掲げられていました。
工事の担当が3か所に分担され、それぞれ永平寺・福井県・永平寺町が事業主体となっています。
久しぶりにやってきました永平寺。早朝でしたので観光客の姿は殆どみられませんでした。この独特の雰囲気がやはりたまりませんね。とても静かで涼しくて空気も美味しく感じられ、修行するにはこの環境が大切だなと改めて感じました。
昨年の外国人来客数が最下位になってしまった福井県ですが、禅や恐竜などPR次第では外国人を呼び込む材料はまだまだ眠っていると思います。
この施設の完成で禅が注目され観光地の候補になってくれるといいですね。
この門前整備事業もこれから追っていきたいと思います。