ユアーズホテル建て替え 基本構想案 発表!!
ユアーズホテル建て替えと周辺地域再開発 構想案発表!!
ユアーズホテルと駅前電車通り
忘れもしません2016年1月に突如発表されたユアーズホテル建て替え計画。あれから約1年が経ち、より具体的な構想が発表されました。
福井新聞の記事によりますと、エリアは、中央大通りと駅前電車通りに囲まれた三角地帯で駅側から順にホテルとオフィスの複合ビル、コンベンション施設、マンション、公園広場を整備し、更に駅前電車通りは歩行者や路面電車を優先的に通行できるトランジットモールにするというものです。
再開発のコンサルタントを担う森ビルの子会社が素案として示したもので、交流、労働、居住の人口を増やし、新たなにぎわい拠点を創出するコンセプトです。成程そうきましたかと感心してしまいました。
では1つ1つ詳しく見ていきましょう。
ホテル棟ですが、ホテルの中層部分はオフィスにするということで、おそらく今現在このエリアにある加藤ビル(7階建てオフィスビル)の中身を移転するものと思われます。更にその一部を起業家らを集めるインキュベーション(ふ化)施設にします。これは株式会社ゲンキーによるもので50社程度の入居スペースを設けると以前発表がありました。
高層部分は200室程度のホテルを計画しています。現在のユアーズホテルの倍以上となります。200室程の規模は私の調べでは大体10階分程の高さになります。
低層部分には、商業施設を入居させます。
これらを合わせますと大体20階程度のビルになるのではないかと勝手に予想してみます。
次にコンベンション施設ですが、恥ずかしながら私、初めて聞きました。ということで私の好きなwikipediaで調べてみますと、見本市(展示会)や会議を行うことを主要な事業とする複合施設とありました。福井では産業会館がそれに該当するようです。
これは新潟県にあります朱鷺メッセと呼ばれるコンベンション施設です。HPによりますと、会議・パーティ・宿泊といったコンベンションの流れをスムーズに一つの空間で行えます とありました。福井の再開発も規模は違えどこのようなイメージの施設になるのではないでしょうか。
因みに福井のコンベンション施設の規模ですが、500人が収容できるホールを整備し、ホテル棟と空中の回路で繋ぐそうです。この施設の低層部分にも商業施設が入る予定です。
最後にマンション棟ですが情報が低層部分には商業施設が入るとしかありません。福井駅周辺のマンションの規模からすると15階程度のマンションができるのではないかと予想します。
最後にトランジットモールですが、自家用自動車を制限し、路面電車、バス、タクシーなどの公共交通機関だけが優先的に通行できる形態の歩車共存道路のことをいい、消費者や観光客の駅前周遊を促すもので、欧州のアムステルダムなどでの導入が有名です。
福井では過去に実験的にトランジットモールが導入された経験があります。しかし、本格的な整備には警察、鉄道会社、福井市、地権者との調整が必要になるため簡単にはいきそうにありませんが、もし、導入されれば福井に欧州の風景が一部再現され面白いかもしれませんね。新たな観光資源になるかもと密かに期待しておきましょう。
北陸新幹線開業の6年後の完成を目指しているそうですがすごく待ち遠しいです。
まだ構想なのでこれらが本当に実現するかは分かりませんが、できる限り現実に近づけていただきたいものです。 関係者の皆様どうかよろしくお願いいたします。
福井市中央公園再整備事業
福井市中央公園第一期工事完了!!
去年から進められていた中央公園の整備事業の半分が完了しましたので現地を見てきました。
福井市HPより
現在は赤枠エリアの第二期工事が進められているようです。
かつてのお堀部分を再現した堀水景です。水深5cmくらいあります。片町帰りの酔っぱらいがダイブしないか心配です・・・
左奥に見えますのが、ビジターセンターです。
ここには、休憩施設とトイレがあり、休憩施設では市の観光案内や歴史を学べるスペースなどがありました。
現在の建物の位置とかつてのお城との位置関係を俯瞰的に眺めることができました。
遊歩道もあります。
この白いタイル部分はかつてのお堀の位置を再現したものとなっていて、歴史的な部分にも触れることができる設計になっています。
天気も良く、とても気持ちの良い時間を過ごすことができました。
こちらは、公園と福井城をつなぐ御廊下橋と山里口御門の復元工事の現場です。石垣部分の再現工事が終わり、現在は門の再現に取り掛かっていました。29年度の春完成予定です。
第二期工事の完了は30年度とのことでした。
かつての公園は暗くて少し不気味な空間でしたが、そのイメージが払拭されていました。気になったことは、せっかくきれいになったのに利用している人の姿がまばらなことでした。まだまだ県民に対する周知が足りていないのではないかと思いました。
まだ、半分の完成ですが、充分利用可能なので、なにかイベントを開いて県民にPRしていくことも必要だと感じました。
福井駅前 再開発エリア 拡大!!
駅前再開発 エリア拡大情報!!
久しぶりの更新です。少し前のニュースを紹介したいと思います。
今年8月に入ってきた情報ですが、福井駅前に新たに再開発の動きです。
このブログでも以前取り上げていた「ハニー再開発ビル」より南側の南通り商店街のエリアで地権者が再開発を目指していることが分かりました。
Googlemapより
具体的なエリアはまだ分かりませんが記事の内容から大体この付近になると思います。
ハニー再開発ビルのように複合型なのか、複数のビルが建つのか今のところ分かりません。
現在は再開発に参加する地権者を募っており、2022年の新幹線福井開業までに再開発を完了させたいとのことでした。
もう一つエリア拡大のニュースです。
これは、10月ごろに入ってきた情報です。
ユアーズホテルフクイの建て替えを軸とした駅前の再開発事業ですが、これまでの検討エリアから約3倍にエリアを拡大するというものです。
Googlemapより
これまでの福井銀行と森ビルとのユアーズホテル建て替えを軸にした再開発のエリアは水色の囲いのエリアでしたが、今回エリアの対象を赤色枠に広げて地権者との協議を始めたとの発表がありました。年内にもエリアを固める方針だそうです。
少し分かり辛いですが、対象エリアの空撮(笑)です。実際にこれらのエリアすべてが再開発されるとなるとかなり大規模で時間が掛かりそうです。
一体どのようなものが出来上がるのでしょうか
個人的にはこの縦長を利用してモール型のショッピングゾーンができるといいなぁと思います。散歩しながら回遊でき、福鉄の路面電車の駅も隣接するようなものができるとなんだか都会的で、いままでにない福井ライフを送れると思いました。
みなさんはどのような施設を思い描きますか?
ハピリン 駅前広場 オープンしました!!
ふくい はじまる
ついに4月28日にハピリンと駅前広場がオープンしました。
正直、昔の福井駅前の面影はありません・・・10年ぶりくらいに福井に来られた方は降りる場所を間違えたと思うかもしれません。それくらい変わりました。
なんといってもバスが駅前に乗り入れる光景が県民にとっては新鮮でなりません。
どこか都会の駅に来たのかなという錯覚を覚えます。
福井新聞記事より
さて、注目の商業施設ですが主に飲食店・観光物産中心の店舗構成となりました。
個人的にはファッション系のテナントを期待していましたが今回はありませんでした。
しかし、これから先の福井国体や新幹線開業を控えている福井県にとっては観光客に楽しんでもらえるような施設が駅前に必要だったのでしょう。そういう意味では今回のこの構成内容は良かったかなと思います。
観光土産のお店は県民でも知らないようなお土産がならんでおり、新鮮で福井の魅力を再発見することができました。
3階には多目的ホールがあり能舞台やステージでのイベントを楽しめます。
ハピリンHPより
5階にはこちらも目玉の一つであるプラネタリウムがあります。私が行った時には人が多くて入るのを諦めましたが、どんな映像を楽しめるのかまた次回行きたいと思います。
こちらは今回の一番の目玉であるハピテラス(屋根付き広場)を2階のデッキ部分から眺めた様子です。天候を気にせず様々な催し物を楽しめたり、商業施設で購入した飲食物を食べることのできるスペースになりました。人々が集うにぎわいのスポットになりそうです。
オープニング期間中のGWにはお肉料理のお店が集結したり、akb48のステージイベントなどがあり、オープンから11日間で約25万人の人が来場されたそうです。
福井駅前のイメージをがらりと変えることとなった今回の再開発
県内、県外の皆様、どうか一度足をはこんでみてください なにか新しい再発見がまっているかもしれませんよ。
福井銀行本店 建て替え計画 発表!!
福井銀行 再開発に一翼を担う
久しぶりに新たな再開発のニュースが飛び込んできました。
福井銀行は2020年春の完成を目指して、福井市順化1丁目にある本店を建て替えると発表しました。
創立120周年事業として老朽化による耐震問題に対応するために現在地に新築する
ことになるそうです。
福井銀行といえば今年に入り、ユアーズホテル周辺の再開発を支援するということで、このブログでも取り上げたばかりでしたが、今回もこの建て替えを通して、地域の皆さんが集まることができるようなオープンスペースを設け、周辺の再開発と一体感を出したものにしたいということでした。
地域のまちづくりのことを考えていてくれて本当にありがたいです。
この本店のある場所ですが、通称「大名町交差点」と呼ばれる場所で5つの道路が交差し、なお且つ福井鉄道の路面電車も交差する福井で一番大きな交差点です。その向かい側には北陸銀行の福井支店があります。こちらの建物は外観に曲線のガラス窓を使用したなかなかおしゃれなデザインとなっております。
地方銀行ビルで特徴的なのは島根県松江市にあります、山陰合同銀行の本店です。
ものすごく立派でインパクトがありますね。
ここまで立派でなくても人々の注目を集めるようなデザインになってくれるといいなと思っています。
デザインや規模などが発表されましたらまた報告していきます。楽しみです。
ハピリン向かいに新複合ビル計画始動!!
新たな高層マンション計画!!
福井駅前再開発に新たな動きがありました。
ハピリンの西側に計画されていたホテル「ドーミーイン」とスーパー「ハニー」との再開発ビルですが、上層部分がホテルではなくてマンションとの複合ビルになることが分かりました。
計画では、20階前後のマンションとタワー式の駐車場のビルになる予定でマンションの1階と2階が(1~3階という報道も)スーパー「ハニー」を核としたテナントで構成される商業施設となり、2019年の完成を目指しているそうです。
再開発予定エリアには現在、ハニーの他に100円ショップ、美容室、コーヒーショップ、ゲームセンターなどなどが入居していますが、これらがまた入居するのか新たなテナントが入居するのかはまだ分かりません。
ちなみに同じ規模のマンションは福井市内では「ストークマンション」がありますが、こちらは22階建てで約70mの高さがあります。
駅前に道を挟んで90m級と70m級のビルが建つことになり、駅前の高層化が進んできました。ユアーズホテルの建て替えがどれほどの規模になるかは分かりませんが、場合によっては高層ビルが3本建つことになりそうです。
昔の福井駅前とは大きく変わっていきそうです。この勢いに乗ってまた新たな再開発がでてくることを願ってます。
ユアーズホテル建て替え&駅前再開発計画発表!!
福井銀行支援によるユアーズホテル建て替え
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
新年早々ビックニュースが飛び込んできました。福井新聞の記事からですが、なんと駅西口のユアーズホテルフクイが建て替えられることが分かりました。
このホテルは駅前再開発ビル「ハピリン」からとても近く、まち活性化の更なる起爆剤になること間違いないでしょう。
この建て替えには福井銀行が融資、運営の両面で支援していくことになっていて、このホテルの建て替えを第一弾として、周辺地域の再開発も行っていくそうです。福井駅前は福井震災後に一斉に建てられており老朽化が進んでいて県と市が定めている県都デザイン戦略にも街区の再構築が盛り込まれていました。
現在のホテルは地上10階、地下2階建で、客室は75部屋です。記事には新幹線開業をにらんで、宿泊客の収容力充実やシティーホテルとしての機能強化が期待されているとあるので現在より大型のビルになるなと勝手に予想しています。
こちらはハピリンの西側に建設が予定されているホテル「ドーミーイン」の現場です。1年ほど前に計画が発表されてからなんら変化がありません。このエリアも建物の老朽化が目立ち、駅前としては少し寂しい感じがします。
こちらはハピリン裏側に建設中のマンテンホテルです。すでに最高部まで到達し、現在は内装工事を行っているものと思います。こちらは今年の春オープン予定です。外観がまだ隠れていてとても気になります。
これまでにない再開発熱を見せる福井駅前 この流れに乗ってどんどん福井が魅力ある都市へと生まれ変わっていき、県民や県外の人に再発見されていくことを願っています。